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ここでは、襖引き手を例に製作工程をご紹介します。
銀・銅・真鍮などの材料を切断・蝋付け・なまし・返し等の工程を経て各部分を製作していきます。
ヤスリの部分で、成形された部品(座)に鑢(やすり)をかけて、座に柔らかみをつけます。
成形された部品(小座)を職人が自ら品物にあったスジ小座専用の鑢(やすり)を製作し、丹念に一筋ずつ刻みを入れていきます。
引手の手がかり部分(胴)をはめていきます。
着色します。
着色・仕上げには各々の金属の素材を生かした以下のような着色方法が用いられています。
漆塗り(黒色・うるみ色)
くすべ(杉の葉などで燃やしいぶす)
素銅・宣徳などの煮色と呼ばれる伝統的な着色
金メッキ・銀めっき・銀燻しなどの鍍金を主としたもの
この写真の着色方法は、銅・真鍮などの材料を杉の葉や檜などの鉋屑を用いて燃やして、くすべる古来からの着色のひとつです。
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